FLEXISPOT E7 レビュー!電動昇降デスクを半年使用したメリデメ全8選

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世の中的にテレワークが浸透したものの、自宅デスクだと集中力が続かない、座りっぱなしで腰が辛い、と快適な在宅環境を求め「電動昇降デスク」の導入を検討されている方も多いのではないでしょうか。

ぎぶりん

僕自身もまさにそんな状況からの脱却を試み、

電動昇降デスクを導入した1人です!

テレワークですっかり定番になった「電動昇降デスク」の導入で迷われている方へオススメしたいのが「FLEXISPOT E7」です。

本記事では「FLEXISPOT E7」を実際に半年間使用し素直に感じたメリット・デメリット全8選をレビューします。デメリットを払拭する合わせて買うと便利なモノも紹介しますので、電動昇降デスクの導入をこれから検討している方の参考になると嬉しいです!

▼この記事でわかるポイント5つ

・FLEXISPOT E7の概要と特徴

・FLEXISPOT E7を半年使用し感じたメリット4選

・FLEXISPOT E7の半年使用し感じたデメリット4選

・FLEXISPOT E7と一緒に買うと便利なもの4

・FLEXISPOT E7を導入したことによるデスク環境の変化!

FLEXISPOT E7とは

まずはFLEXISPOT E7の基本スペックを簡単にご紹介します。

先にメリット・デメリットから知りたい!という場合は「メリット」・「デメリット」からチェックしてみてください。

基本スペックと比較

FLEXISPOT E7は脚フレームの型番で、組み立て式の電動昇降デスクです。

FLEXISPOTのラインナップではE7はミドル〜ハイエンドクラスに位置付けられます。

組み立て式のため天板は別途購入が必要ですが、自分好みにカスタマイズできるのでデザインにもこだわりたい人にも向いている電動昇降デスクです。

天板は公式サイトのオプションから選択し購入するか、自分好みの天板を見つけてDIYで理想のデスクを組み立てることも可能です。

ぎぶりん

僕は公式純正の天板をオプションで購入しました!

FLEXISPOTの電動昇降デスクは種類が沢山ありますが、組み立て式のモデル比較は以下です。

型番E7E7ProE8EJ2 2.0EF1
駆動タイプデュアルモーターデュアルモーターデュアルモーターデュアルモーターデュアルモーター
脚段階三段階
(ピラミッド式)
三段階
(ピラミッド式)
三段階
(ピラミッド式)
二段階
(ピラミッド式)
二段階
(逆ピラミッド式)
脚フレーム形状エの字型コの字型エの字型エの字型エの字型
本体重量(脚フレーム)32.1kg33.6kg32.7kg28.4kg19.6kg
耐荷重125kg100kg125kg100kg70kg
昇降スピー38mm/s38mm/s38mm/s32mm/s25mm/s
昇降範囲58~123cm60~125cm60~125cm69~118cm71~121cm
対応天板サイズ幅120~200cm
奥行60~80cm
厚み≧2cm
幅120~200cm
奥行60~80cm
厚み≧2cm
幅120~200cm
奥行60~80cm
厚み≧2cm
幅120~200cm
奥行60~80cm
厚み≧2cm
幅120~200cm
奥行60~80cm
厚み≧2cm
パネルタイプ(リモコン)タッチパネルタッチパネルタッチパネルタッチパネルボタン押し
機能昇降・障害物検知・メモリ・ロック昇降・障害物検知・メモリ・ロック・USB昇降・障害物検知・メモリ・ロック・USB昇降・障害物検知・メモリ・ロック昇降・障害物検知・メモリ
価格(脚フレーム)57,200円61,600円66,000円53,900円30,800円

価格以外の違いが分かりづらいので、FLEXISPOT E7の特徴を簡単にまとめるとポイントは以下の5点です。

メモリ機能で自分好みの高さを4つ記憶可能

ロック機能と障害物検知機能でペットや小さい子供がいても安心

昇降調整の幅が65cmと広い(昇降範囲58~123cm)。

耐荷重125kgと高重量にも耐えうるスペック。

天板のサイズ、色を自分好みにカスタマイズ可能

FLEXISPOT E7よりハイスペックなモデルでE7 Pro、E8との違いは、

・脚フレームの形状がコの字型(E7 Pro)

・リモコンにUSBが付く(E7 Pro&E8)

USB付きは魅力に感じましたが、デスクの手元からコードが露出しない方がスッキリするので不要だったことと、コの字型の脚フレームだと耐荷重が25kg落ちるのもあり、価格も少し抑えられるE7を選択しました。

FLEXISPOT E7を半年使用し感じたメリット4選

それではFLEXISPOT E7を導入して半年在宅ワークで使って感じたメリット4選を紹介します!

①自分好みの高さを記憶でき、安全性も兼ね備えている!

FLEXISPOT E7にはデスクの昇降調整をメモリ(記憶)する機能があります

ボタンとそれぞれの役割は以下です。

自分好みの高さに設定したメモリボタンを押せば記憶している高さへ自動で昇降するので、毎回昇降ボタンを長押しして自分の昇降高さに調整する煩わしさがなく快適です!

一度記憶した高さも再設定が可能で、記憶している高さを変えたい時に変更できるのも便利です。

そしてロック機能を使えば、リモコンの昇降ボタンや記憶している高さのボタンに触れても昇降しないです。

さらに障害物検知機能もついているので、デスクを降下している最中にデスク下のモノに当たっても自動で停止し、少し上の高さに戻って止まってくれます。

うっかり肘やモノがボタンに干渉したりペットやお子さんがいるご家庭でのイタズラ防止もロック機能で対策できます。

デスク降下中の予期せぬトラブルも障害物検知機能で対処できるので、安全面も配慮されている設計から安心して使用できます。

②集中力の維持&スタンディングならではの利点

僕は実際に以下の高さでデスクワークを行なっています。(左2枚)

▼左(上)座りのデスク高さ位置、右(下)立ちのデスク高さ位置

長時間座りながらの作業で腰が痛くなるし、集中力も途切れるし、食後は眠気とも戦う日々が続きましたが、立ち・座りを自由にできるようになったことで解消されました。

昇降調整の幅が65cmと広い(昇降範囲58~123cm)ので、低身長の方や高身長の方でも高さ調整の幅の自由度が高いです。

何よりスタンディングならではの利点も3つあります。

  • 疲れたらストレッチしたり軽く体を動かすことができる。
  • 考え事が煮詰まったらフラっと歩きながら思考を整理することができる。
  • キッチンに飲み物を取りに行ったりちょっとした家事をするのが億劫にならない。

どうしても座りっぱなしの作業が続くと立ってちょっとしたことをやるのも億劫になりがちですが、作業に取り組むスタイルを自由に変えられるの後回しにするのを防げるのでオススメです。

③125kgの高重量にも耐えうる耐荷重でデスクも安定

僕は現在PC2台、モニターアーム、モニター、ガジェット類をデスク上に配置し、配線関連は天板下に吊り下げる形でデスク環境を構築しています。

脚フレームに負荷をかけている重量はおおよそ30kg程度ですが、あと90kgくらいまでは負荷をかけても大丈夫なくらい余裕がありますので、まだまだモノが増えても安心です。

体重65kgの僕が寄りかかっても動いたりすることはありませんし、どっしりとした重厚感で揺らしてもぐらつかず安定したデスク環境で集中して作業に没頭できております。

④カラーバリエーションが豊富でデザインがオシャレ

FLEXISPOT E7は脚のカラーが3種類(ブラック、ホワイト、スペースグレイ)あり、メーカー純正の天板は形状・天板サイズ・カラーのバリエーションもかなり豊富です。

FLEXISPOT E7のメーカー純正の天板は以下のバリエーションに分類できます。

天板の形状長方形カーブ型
天板の横幅120cm、140cm、160cm、180cm140cm
天板のカラー
(メーカー純正)
マホガニー
ブラック
ホワイト
メープル
天然竹
ライトグレー
ホワイトウッド
グレイウッド
ウォルナット(配線収納付き)
ウォルナット(無垢材)
ダークブラウン
ブラウン
トープ
ウォルナット
天然竹
ウッド
※天板の形状・横幅の組み合わせによって、取り扱いがない天板カラーも存在するので注意。
ぎぶりん

僕は長方形×120cmのメーカー純正天板を使用してます。

カラーはマホガニーを選択しました!

天板のマホガニーは赤みがかった茶系で高級感がある色味です。

マホガニーはダークブラウン(左のドア)、壁付けの棚(ウォールナット)の中間くらいかな〜という印象で、どちらの家具にも色合わせしやすくバランスも取れてオシャレなので個人的に大変気に入ってます。

部屋の模様替えや引っ越しなどでデスク周りの環境が変わった場合でも、天板を別途購入すれば部屋に合わせたデスクを再構築できるので、デスクを丸ごと買い替える必要がなくなるのは経済的にも安心です。

FLEXISPOT E7を半年使用し感じたデメリット4選

FLEXISPOT E7は昇降式の特徴や安定感を兼ね備え、使用感・デザイン面も非常に満足しておりますが、導入して気になったデメリット4選も紹介します

①最初の鬼門はデスクの組み立て

僕は導入時に一人×電動ドライバーなしで組み立て作業を行いましたが、導入初期が鬼門です。

組み立て手順はシンプルなので同梱の説明書、FLEXISPOT公式サイトの動画などを見れば難しくはありません。

▼組み立て動画(FLEXISPOT公式)

ただ、動画にあるようにネジやボルトの取り付け量が多く、手動でやるにはかなりハードです。。

ぎぶりん

僕は手を痛めながらデスクを組み立てるのに

おおよそ2時間くらいかかりました。。

天板を床につけて脚フレームを取り付けていくので、組み立てが完了した後にはデスクを起こす必要があります。

脚フレームで約32kg +幅120cmの天板で約16kg、Total50kg近くかなりの高重量となるので、力仕事が苦手な方や女性の方は重量もネックになります。

②重くて移動させるのが大変

純正の天板+脚フレームで重量が約50kgあるのに加え、僕自身のデスク環境では以下のモノもデスク全体の重量にカウントできます。

・モニターアーム=3.5kg

・24インチモニタ=3.8kg

・ノートPC2台=3〜4kg

・その他細々したモノ=3〜4kg

全て含めると重量がおおよそ70kgと成人男性1人分くらいの重さです。

脚の床に設置する面の形状がプラスチック製なので、この重量のデスクを押して移動させると床に傷がついてしまいそうです。

賃貸などで持ち上げて移動させるにも大人の男性が2人いても骨が折れる作業になりそうです。

③デスクの昇降で電源タップ・配線が気になる

デスク上のPCやガジェットの充電を行う上で、デスク以外から電源を取ってくる必要があります。

電源タップをデスク下に設置し各ガジェットの充電を行う場合、ケーブルの長さによっては昇降で電源タップや配線が上下するのが気になる方もいると思います。

マルチタップを床置きすると掃除するときの煩わしさもありますので、デスク環境を構築するには上記のように配線を綺麗にまとめる必要がありそうです。

④収納をコンパクトに充実させるには工夫が必要

デスクが昇降するので部屋の幅を取らずコンパクトに収納を充実させるにはデスク下か上のスペースを活用する工夫が必要です。

僕は収納を充実させるために天板上の背面に壁付け収納を設置していますが、昇降の高さが110cmを超えるとモニターアームが壁付け収納に干渉してしまいます。

普段使用する上で100cmを超えて作業することがないので問題はありませんが、背面収納を検討される方は自分が使用する昇降高さに合わせて収納を設置する工夫が必要になります。

FLEXISPOT E7と一緒に買うと便利なもの4選

デメリットで挙げた①②③④は以下で対策を行うことがオススメです。

・デメリット①の対策1 → 電動ドライバー

・デメリット①の対策2 → 組み立てサービス

・デメリット②の対策 → カグスベール、オプションのキャスター

・デメリット③の対策 → 配線の吊り下げ収納

・デメリット④の対策 →  オプションのオフィスワゴン

【まとめ】FLEXISPOT E7を買うことで最高のデスク環境を構築!

今日はFLEXISPOT E7を半年間使用したメリット・デメリット、合わせて買うと便利なモノをレビューしてきました。

僕自身、在宅ワークを約3年経験し自宅デスクだと集中力が続かない、座りっぱなしで腰が辛い状況を非常に長く経験してきました。

FLEXISPOT E7を導入して半年経過し、集中力を維持し効率的に作業ができるようになったことやスタンディングならではの利点にも気付けたことは導入し本当に良かったと思えるポイントで、正直もっと早く導入していれば良かったとすら感じています。。

これからは在宅と出社のハイブリッドワークや副業などに取り組まれたり在宅での作業を行う方も多いと思いますので、現状の在宅環境で以下のことを悩まれている方にはFLEXISPOT E7の導入を心からオススメします。

・延々と座ってパソコンに向かって作業し続ける集中力が続かない方

・デスクワークで腰や体が痛いと感じている方

・子供やペットのイタズラで電動昇降デスクの導入を躊躇している方

・頑丈で重厚感があり自分好みのオシャレなデスクの導入を検討している方

自分の理想のデスク環境を構築することを目指している方は是非導入を検討してみてください!

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