あなたのモバイルバッテリー、今何回目の充電ですか?
答えられなくて普通です。
僕も答えられません。
充電の回数を数えながら使っている人を、僕は見たことがありません。
ところが、買い替えの目安を調べると、メーカー各社の解説にはどれも同じ数字が書いてあります。
「寿命は充放電300〜500回、年数にして1〜2年」。
数えていない回数が、寿命の目安になっている。
おかしくないでしょうか。
本記事は、この「300〜500回」という数字の出どころを、公的な記録とメーカーの一次情報で確かめた記録です。
そのうえで、回数の代わりに何で買い替えを判断すればいいのかを、実物と一緒に整理しました。
もう1つ、モバイルバッテリーのPSEマークが、○から◇に変わることが2026年8月31日に決まりました。
手持ちの機材の裏面を見ながら読めるよう、本記事1本にまとめてあります。
📌 3行サマリ
- ✅ 「何年で交換」という公的な目安は存在しない — 判断材料は回数でも年数でもなく、膨張・発熱・充電不良・異臭の4症状
- ✅ 「300〜500回」に定義を添えているメーカーは少数派 — 定義がある側(Apple・Anker)とない側で、同じ数字の意味がまるで違う
- ✅ PSEマークが○から◇へ — 2027年3月施行。ただし「◇でないと危険」ではなく、今持っているものは全部○で正常です

結論|年数でも回数でもなく、症状で判断する
先に、本記事の答えを書きます。
「何年で交換」という公的な目安は、存在しません。
NITE(製品評価技術基盤機構)・消費者庁・経済産業省・JBRC・東京消防庁・電池工業会の資料を確認した範囲で、「◯年たったら交換」という公的な基準はどこにもありませんでした。
公的機関が一貫して案内しているのは、年数ではなく症状です。
つまり、買い替えの判断材料は次の4つになります。
| 症状 | どうするか | やってはいけないこと |
|---|---|---|
| 膨らんでいる | 使用と充電をやめる。燃えない容器に入れてメーカー・販売店に相談 | 押して戻す・曲げる(出火事故の記録あり) |
| 使用中・充電中に異常に熱い | 使用をやめて、メーカー・販売店に相談 | 熱いまま充電を続ける |
| 充電がすぐ減る・満充電にならない | 買い替えを検討する | 劣化した状態で使い続ける |
| 焦げたような異臭がする | ただちに使用をやめる | そのままカバンに戻す |

年数は、あくまで症状が出やすくなる目安に過ぎません。
2年目でも症状が出れば交換、5年目でも無症状ならこの4つを見ながら使う。
判断の軸はこれだけです。
では、あの「300〜500回」は一体何の数字なのか。
次の章は、その出どころの話です。
「300〜500回」は、どこから来た数字なのか
メーカー各社が公式サイトに載せている寿命の解説を、読み比べていきました。
すると奇妙なことに気づきます。
どの解説にも「300〜500回・1〜2年」と、ほぼ同じ数字が書いてあります。
そして、その数字の出どころや定義まで書いてある解説は、ごく僅かです。
定義を書いているメーカーは、少数派です
数字の意味をきちんと書いている側は、次の3つです。
| メーカー | 公称の回数 | 何をもって「寿命」とするか |
|---|---|---|
| Apple(iPhone本体) | フル充電サイクル500回(iPhone 14以前)/1,000回(15以降) | 「理想的な条件下で使用された場合」、その回数を繰り返した後も「本来の蓄電容量の80%を維持するよう設計」 |
| Anker(モバイルバッテリー) | 300〜500サイクルが目安・毎日使用で約1年から1年半 | 「電池容量が本来の80%以下になった状態」を劣化と定義 |
| Anker(ポータブル電源) | 3,000回以上/4,000回以上 | 「電池容量が初期容量の80%まで劣化するまで」の回数 |
※Appleの数字はiPhone本体の電池のものです。
※モバイルバッテリーの話ではありませんが、「回数」に定義を添える書き方の一番分かりやすい例として並べています。
ここで大事なのは、「◯回」は「壊れるまでの回数」ではないということです。
Appleの書き方をよく読むと、「500回で壊れる」とも「500回で80%になる」とも言っていません。
「500回繰り返した後も80%を維持するよう設計されている」と読みます。
回数は、容量の下がり方とセットで語られています。
つまり「300〜500回」という数字は、「何%まで減ったら寿命と呼ぶか」という定義とセットで初めて意味を持ちます。
一方で、他のメーカーの公式サイトには、定義のない「300〜500回・1〜2年」という目安が並びます。
定義を添えずに回数だけが独り歩きしている、というのが今の状況です。
同じ会社の中に、4つの数字が並んでいる
定義がないと何が起きるか。
一番分かりやすい実例が、オウルテックの公式サイトにあります。
| 場所 | 書いてある回数 |
|---|---|
| お役立ちコラム「モバイルバッテリーの寿命サインとは?」 | 「一般的に1年から2年」「充放電サイクルで300〜500回程度」 |
| 準固体電池のコラム | 従来品 約300回/自社の準固体 約1000回 |
| 製品ページ・プレスリリース | 約2000回 |
同じ会社の同じサイトに、300・500・1000・2000という4つの数字が同居しています。
しかも寿命のコラムから準固体のコラムへ関連リンクが張られているので、読者は両方を読むことになります。
誤解しないでほしいのですが、これはオウルテックが悪いという話ではありません。
それぞれの数字は、測る条件も「寿命」の定義も違う文脈で書かれたものです。
「◯回」という数字に業界共通の定義がないから、測った条件のまま書けば書くほど数字が増えていく。
そういう構造の問題です。
2,000回持つはずが、501回で買い替えサイン
もう1つ、構造がよく見える実例がエレコムです。
エレコムの半固体電池モデルは、公称で「従来のリチウムイオン電池が約500回で寿命を迎えるのに対し、約4倍となる2,000回」と謳っています。
ところが同じ製品に載っている劣化表示機能(Health Monitor)は、251回と501回でLEDの色が変わり、買い替えの検討を促します。
2,000回持つと言いながら、501回でサインが点く。
矛盾に見えますが、これも「回数」と「寿命」が別の定義で動いている例です。
「◯回」という数字だけを見て製品を選ぶことが、如何に当てにならないか。
この1台がそのまま教えてくれます。
だから本記事の結論は、回数を数えることではありません。
前の章の4症状と、後半で書く「状態が見える機能」で判断する。
その方が、定義のない数字よりずっと確かです。
膨らんだらどうするか
4症状の中で、一番よく起きて、一番対応を間違えやすいのが膨張です。
見分け方は、真横から見ることです。
ケースが浮いていないか、机に置いてカタつかないか、裏面が丸くなっていないか。
外装の隙間が広がってきた個体は、内部でガスが発生している可能性があります。

9年前に買ったPowerCore 13000も、同じように真横から見てみました。
背中は平らで、机に置いてもカタつかず、触っても常温のままです。
年数がたてば必ず膨らむ、というものでもありません。

膨らんでいたら、やることは2つだけです。
1つ目、押さないこと。
NITEの事故記録には、「膨張を元に戻そうとして強い力が加わり、異常発熱して出火した事故」が残っています。
平らに戻せそうに見えても、絶対に押さない・曲げない・穴を開けない。
2つ目、燃えない入れ物に隔離して、相談すること。
NITEの案内は「金属缶や土鍋等の燃えない容器に入れて、販売店やメーカーに相談」です。
台所の土鍋が防災道具になる、と覚えてください。
1つ、多くの方が知らない注意点があります。
小型充電式電池の回収を行っているJBRCは、破損・膨張した電池を回収の対象外としています(回収条件から明示的に除外されています)。
膨らんだものは回収ボックスに入れられません。
JBRCの案内どおり、自治体またはメーカーに相談するのが正しい行き先です。
発火の前兆と、実際どのくらい起きているのか
前兆は、ここまでに書いた4症状と同じです。
発火事故の多くは、膨張・異常な発熱・充電不良・異臭というサインの延長線上で起きています。
では、実際にどのくらい起きているのか。
NITEが2026年7月に公表した集計(プレスリリース「夏バテ(夏のバッテリー)にご注意を」)に、事故件数の推移があります。
| 年 | 事故件数 |
|---|---|
| 2021年 | 51件 |
| 2022年 | 56件 |
| 2023年 | 82件 |
| 2024年 | 125件 |
| 2025年 | 192件 |

2025年に発生した事故は192件。
4年で約4倍です。
東京消防庁の管内でも、リチウムイオン電池を搭載した製品からの火災は、令和7年に過去最多の382件(速報値)でした。
10年前の平成28年は55件です。
製品別で一番多いのがモバイルバッテリーで、130件。
2位の携帯電話の3倍にあたります。
もう1つ、同じ発表に驚く内訳があります。
出火した時の状況は充電中が174件ですが、使っていない、置いてあるだけの非充電中(待機中)でも143件が出火しています(使用中は27件)。
カバンや引き出しの中の1本も、点検の対象だということです。

原因については、NITEの分析で製造段階の巻きズレや異物混入が多いとされています。
ただし、同じ資料に「原因の多くは不明」とも明記されています。
使い方だけで防ぎ切れるものではない、というのが数字の読み方です。
事故品の購入先はネット通販が最多で、次いで量販店。
事故品の生産国も、中国製が大半を占めていました。
身近さで言えば、電車の中の事故が続いています。
| 日付 | 場所 |
|---|---|
| 2025年7月20日 | JR山手線 |
| 2025年8月22日 | 東海道新幹線 のぞみ411号 |
| 2025年8月28日 | 上越新幹線 とき300号 |
| 2026年3月15日 | 東京メトロ半蔵門線 永田町駅 |
| 2026年3月18日 | 小田急線 経堂駅 |
| 2026年4月19日 | 大阪メトロ御堂筋線 大国町駅 |
毎日ポケットやカバンに入れて持ち歩くものだからこそ、事故は電車の中で起きます。
この増え方が、次の章の制度改正に直結しています。
PSEマークが ○ から ◇ に変わる
先に、一番大事なことを書きます。
今あなたが持っているモバイルバッテリーのPSEマークは、全部○です。
それで正常です。

そもそも○PSEとは
モバイルバッテリーは2018年2月1日から電気用品安全法の規制対象になり、2019年2月1日以降はPSEマークのない製品の販売が禁止されています。
今店頭やECで正規に売られているものには、丸で囲まれた「PSE」の表示が必ずあります。
手持ちの機材の裏面か側面を見てください。
○の中にPSEの文字が入ったマークがあるはずです。
僕の引き出しからも、PSEマークの無い1台が出てきました。
2017年8月に買った、Anker PowerCore 13000です。

ラベルにあるのはCEやRoHSといった海外のマークだけで、表記も英語だけです。
他の面も全部見ましたが、PSEマークはありませんでした。
買ったのは規制の対象になる2018年2月1日より前なので、当時はPSEマークが無いまま普通に売られていた製品です。
一方で、今使っているAnker 633には、○PSEの横に「アンカー・ジャパン株式会社」と印字されています。
同じメーカーの2台で、規制の前と後をそのまま見比べられます。
633を1年使った記録は別記事にあります。→ Anker 633 MagGo 1年使い込みレビュー


ちなみにこのPowerCore、9年たった今も見た目に膨らみは無く、電源ボタンを押すとランプは点きます。
ただ、iPhoneをつないでも充電は始まりませんでした。
外から見て分かる異常は無く、電源も入る。
それでも仕事はしない、という状態で、この1台は現役から引退。
これが、この記事で一番言いたいことの実物です。
膨らみも、発熱も、異臭も無い。
それでも使えなくなるので、「何年持ったか」より「いま働くかどうか」で見るしかありません。
2026年8月31日に決まったこと
前の章の事故の増え方を受けて、経済産業省は2026年8月31日、モバイルバッテリーの規制強化を決めました。
柱は3つです。
- 技術基準の強化(充放電制御の強化、機器・セルの安全性強化 など)
- 品質管理措置の義務化(異物混入の防止、製造工程管理の徹底 など)
- 政府登録の第三者機関による適合性検査の義務化
3つ目が、マークの形に表れます。
現行は「自己確認による○PSE表示」。
これが「自己確認および第三者適合性検査による◇PSE表示」に変わります。
メーカーの自己確認だけでなく、第三者機関の検査を通った証として、マークが○から◇になるという変更です。
| 現行 | 改正後 | |
|---|---|---|
| マーク | ○PSE | ◇PSE |
| 適合性の確認 | 自己確認 | 自己確認+政府登録の第三者機関による検査 |
| 施行 | — | 2027年3月(経過措置1年) |
「◇でないと危険」ではありません
念を押しておくと、現行の○PSEも法律に基づいた正式な表示で、○だから危険ということは一切ありません。
施行は2027年3月・経過措置1年なので、店頭の製品もしばらくは○が普通です。
◇は「これから買うものの目印が1つ増える」という話であって、今持っているものを慌てて買い替える話ではありません。
なお、海外の仕組みは国によって分かれています。
中国は2024年4月に第三者認証(CCC)を導入済みで、2026年4月には規格を強化。
米国では、Amazonなど小売側の要請もあって、UL等の民間認証を取るのが一般的です。
欧州は自己確認と市場監視の組み合わせで、日本の◇と同じ方式が世界標準というわけではありません。
じゃあ何を買えばいいのか
ここまでの話を踏まえて、これから買う1台の選び方です。

「準固体だから安全」とは、メーカー自身が言っていません
今売り場で目立つのが、準固体・半固体・リン酸鉄といった新しい電池方式です。
結論から言うと、これらの呼び方には、公的な規格も業界で統一された定義もありません。
これは僕の意見ではなく、メーカー自身の言葉です。
オウルテックは公式コラムに「現時点では、名称や分類に明確な規格や定義はありません」「あくまで『燃えにくい』だけであり『絶対に燃えない!』ということではありません」と書いています。
CIOも公式ニュースで「2025年11月現在において、公的規格はもとより、業界として統一された定義も存在していない」と明言し、「『半固体=安全』といった単純な解釈は、かえって誤った判断につながりかねない」とまで書いています。
数字にも同じことが言えます。
半固体系の公称のサイクル回数は、CIOの製品ページが約500回、エレコムが約2,000回。
同じ呼び方の電池で、公称の数字が大きく違います。
しかもCIOの仕様表にあるのは「フル充電・放電の繰り返しにおける目安」という注記だけで、ここでも「何%まで下がった時点か」は書かれていません。
方式の名前でも、公称の回数でも、寿命や安全性を判断できる段階にはまだありません。
差が出なかったと、公開した会社がある
この状況の中で、僕が一番信頼できると感じた話が1つあります。
エレコムの開発記です。
エレコムは半固体電池の採用を決めたあと、釘を刺して安全性を確かめる「釘刺し試験」にかけたところ、従来のリチウムイオン電池と安全性で明確な差が出ないという事態に直面しました。
そして発売を延期し、設計をやり直しています。
担当者の言葉がそのまま公開されています。
「安全において圧倒的な優位性がないのであれば、新しい素材を使う意味がありません」。
都合の悪い試験結果を、隠さずに公開して、発売を遅らせる。
新方式の電池を選ぶなら、方式の名前ではなく、こういう姿勢を公開しているメーカーかどうかの方が余程判断材料になります。
結論:回数ではなく「状態が見えるか」で選ぶ

ここまでの整理で、選び方は1つに絞れます。
「◯回持つ」という公称回数ではなく、「今どんな状態か」が見える製品を選ぶ。
理由はシンプルです。
公称回数には統一された定義がなく、しかも自分が何回使ったかは誰も数えていない。
それなら、劣化のサインを製品自身が教えてくれる方が確実です。
- 劣化表示=充放電の回数を製品がカウントし、LEDの色などで買い替え時期を知らせます(エレコムのHealth Monitorなど)
- ディスプレイ表示=残量やバッテリーの状態を画面で確認できます
- 「BMS表示」をうたう製品=バッテリー管理の仕組みの表示を製品名に掲げるものもあります

「何回目か分からない」という、本記事の入口の問題を製品の側が解決してくれる。
2027年の◇PSEを待つ間、今選べる一番確かな軸はここです。
本文で触れたエレコムの半固体モデルが、この「劣化表示」を積んだ1台です。
僕は試していませんが、公表スペックだけを見て、条件に合う製品として挙げています。
残量を%の数字で確かめられるのが、写真のAnker Zoloです(Anker Japanからの貸与品)。
メーカーそのものの信頼性を、公的なデータベースと実物で確かめた記録も別にあります。→ UGREENはどこの国のメーカー?
よくある質問(FAQ)
▼Q. 自分のバッテリーが何回目の充電か、調べる方法はある?
A. ほとんどの製品では、調べられません。 充放電回数を記録・表示する機能がある製品(エレコムのHealth Monitorなど)でない限り、過去の回数はどこにも残っていません。だからこそ本記事は、回数ではなく症状(膨張・発熱・充電不良・異臭)で判断することをおすすめしています。
▼Q. 膨らんだバッテリーは、回収ボックスに入れていい?
A. 入れられません。 小型充電式電池の回収を行うJBRCは、破損・膨張した電池を回収の対象外としています。燃えない容器に入れたうえで、自治体またはメーカーに相談してください。押して平らに戻すのは、出火事故の記録があるため絶対にやめてください。
▼Q. PSEマークが無いものが出てきたけれど、使っていい?
A. まず、いつ買ったものか思い出してください。 PSEマークのない製品の販売が禁止されたのは2019年2月1日です。マークが無い個体は、2019年より前に流通していた長期使用品か、正規の流通ではない製品の可能性があります。僕なら4症状の点検をしたうえで、現役は引退させます。
▼Q. ◇PSEじゃないものは危険なの?
A. いいえ。 現行の○PSEも法律に基づく正式な表示です。◇への切り替えは2027年3月施行・経過措置1年なので、今売られているもの・持っているものが○なのは正常です。「◇でないと危険」という情報を見かけたら、それは誤りです。
▼Q. 使っていないモバイルバッテリーも劣化する?
A. 劣化します。 エレコムは公式サイトで「使用頻度が少なくても、2年程度で徐々に劣化します」と案内しています。モバイルバッテリーは使わなくても少しずつ放電していて、残量がゼロのまま放置すると「過放電」で劣化が進みます。長く使わないときは、満充電でも0%でもなく50〜80%の残量で保管し、3ヶ月に1度は残量を確かめて50%以上に戻すのが、エレコムの案内です。
▼Q. 新しい規制はいつから? 今買い控えるべき?
A. 施行は2027年3月(経過措置1年)です。 買い控える必要はありません。それまでに買うなら、本文で書いたとおり「状態が見える機能」と、症状が出た時に相談できるメーカーの窓口があるかを見てください。
まとめ|回数は誰も数えていない。だから症状で見る
冒頭の問いに戻ります。
あなたのバッテリーが何回目かは、誰も数えていません。
そして「300〜500回」という目安の数字には、統一された定義がありませんでした。

だから、判断はこう覚えてください。
- 買い替えは症状で決める。膨張・発熱・充電不良・異臭の4つ
- 膨らんだら押さない。燃えない容器に入れて、自治体かメーカーに相談
- これから買うなら「状態が見える」製品。公称回数や方式の名前では選ばない
- PSEマークは2027年3月から◇へ。ただし、今の○は全部正常
事故件数は4年で約4倍になり、制度も売り場も動き始めました。
手元の1台の裏面を、今日1回だけ見てあげてください。
○のマークと、膨らみのない平らな背中が確認できたら、それが現時点での一番確かな安心です。


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