僕にはこの1年、AirTagと一緒に使っている財布があります。
BRIEFINGの ROUND ZIP WALLET MW です。
カードも紙幣もAirTagも入れて、ベトナムの旅も一緒に回った、AirTagが入る小さい財布です。
ところが2026年9月に後継の GEN II が出て、旧型は生産終了になっています。
本記事は、旧型の実物1年分と後継の公式情報を突き合わせて、「何が変わったのか」「今買うならどちらか」を整理します。

📌 本記事が扱うのは「ROUND ZIP WALLET MW(BRA251G04)」です。 BRIEFINGのMODULEWARE系には名前の似た小物が複数あり、今シーズンの世代交代で新旧も混ざっています。まず冒頭で仕分けしておきます。
似た名前のモデル弁別ボックス
| モデル名 | 型番 | どんなモデルか | 本記事での扱い |
|---|---|---|---|
| ROUND ZIP WALLET MW | BRA251G04 | 本記事の主役。ラウンドジップの小型財布・生産終了 | ★ レビュー対象(1年使用) |
| ROUND ZIP WALLET MW GEN II | BRA263G23 | 上の後継・2026年秋冬の現行 | ★ 後継・現行モデル(公式情報で比較) |
| COIN PURSE MW GEN III | BRA263G22 | 小銭入れの別モデル | 対象外(別物) |
| KEY CASE MW GEN III | BRA263G24 | キーケースの別モデル | 対象外(別物) |
📌 3行サマリ
- ✅ 1年(海外10日間を含む)の実使用 — カードは実物で12枚入った。ベトナムドン9枚を入れても余裕。AirTagはお札の部分と小銭入れで運用
- ✅ 世代差は「背面のポケット」と「生地」 — GEN IIは背面に外ポケットが増え、生地が840Dに。スキミング防止も公式で明記。カードの枚数は実質の差ではありません
- ✅ 装備ROIスコア 40.0 → S —(60日 × 5)÷ 7.5千円。年60日換算でもSバンドに乗る価格帯
結論|差は「背面のポケット」と「生地」。カードの枚数ではない

まず、本記事の結論です。
旧型とGEN IIの実質的な違いは、3つです。
背面に外ポケットが増えたこと。
スキミング防止が公式に明記されたこと。
そして生地が840DのCORDURAリップストップになったこと。
カードの表記は旧型「ポケット×4」、GEN II「カード10枚」で、収納が増えたように見えます。
けれど旧型の「4」はポケットの数で、実際に入れてみると12枚まで無理なく入りました。
GEN IIは公式で「カード10枚」とされています。
だから選び方はこうなります。
背面の外ポケット・スキミング防止・新しい生地が要るならGEN II。
要らないなら、旧型の在庫も選択肢に残ります。
順番に、実物を基に解説します。
1年使ったROUND ZIP WALLET MW|入る量と使い心地

内装は、左に2段・右に2段のカードポケットと、真ん中のジップつき小銭入れです。
1つのポケットが広く、無理なく3枚ずつ入ります。
つまり4ポケットで、計12枚です。
公式スペックの「カードポケット×4」という表記からは想像しにくい容量です。

普段の中身。カード、ベトナムドン9枚、AirTag

中身を入れた状態
僕の中身は、カード数枚と、ベトナムドンの紙幣9枚(2,000ドン×4枚+10,000ドン×5枚)、そしてAirTag。
これだけ入れても、まだ全然余裕があります。

サイズは、販売店の表記が11×8×1.5cmです。
空の状態で測ると、幅約12.5cm・高さ約9cm・マチ約2cmで、表記より一回り大きめでした。
布製でファスナーの膨らみも含むためかもしれません。

重さは空の状態で実測62.6g(表記は約70g)。

1年使った印象は、3つあります。
汚れに強いのが一番の実感です。
幅が少しあり、大きさは少し感じますが、ズボンのポケットには無理なく入ります。
そして背面のDカンに、ストラップを付けられます。
アウトドアでも気兼ねなく使えて、僕は気に入っています。
AirTagは財布のどこに入れるか|お札の部分と小銭入れ

AirTagの厚さは8.00mm・直径31.9mm(Apple公式)です。
この財布には、AirTagを入れる場所が2つあります。
1つ目は、お札の部分。
僕は普段ここに入れています。
2つ目は、小銭入れ。
小銭を使わない時は、真ん中のジップポケットがAirTagの個室になります。
ケース付きのAirTagを財布に入れて薄くするにはコツが1つあります。
AirTagケースのキーホルダー(リング)を外して、ケースを付けたAirTagだけにすることです。
リングの金具が無いだけで、厚みがさらに少なくなります。
この2つの場所は、旅先で使い分けられます。
紙幣だけで小銭をほぼ使わない国なら、リングを外したAirTagを小銭入れへ。
ベトナムの10日間は、この財布にAirTag(第2世代)、JOURNEY PACKに初代AirTagという2個持ちで回りました。
実際の旅の記録は別記事にまとめてあります。
→ ベトナム10日間 ノマド実録|JOURNEY PACK機内持ち込み・iPhone落下事件・ノイバイ空港ぼったくり全実証
数字でも確認しておきます。
旧型の実測マチは約2cm(空の状態)、後継GEN IIの公式のマチは15mm。
AirTagの厚さは8.00mmなので、どちらの世代でも数字の上で収まります。

なお、手持ちの財布が薄くてAirTagが入らない方には、カード型トラッカーという別解があります。
カードポケットに入れられる、カード型のトラッカーです。
→ AirTagは財布に入らない。だからカード型を1ヶ月入れてみた|UGREEN FineTrack Slim(非充電式・7年)レビュー
Dカンで首から下げる・ベルトに通す

背面にはDカンが付いています。
この小さな金具が、財布を「ポケットに入れるもの」から「身に着けるもの」に変えてくれます。

① NECK HOLDERと財布

② 背面のDカンにつなぐ

③ つないだ状態(表側)
僕は財布と一緒に、BRIEFINGの NECK HOLDER(BRA221G05・4,400円・2026年9月時点) を買いました。
Dカンにつないで、首から下げておけます。
トップのリングは差し込みバックルで外せます(公式は、鍵を開けるときやスマートフォンを使うときに便利と案内しています)。

人混みでは、もう1段階沈めます。
ベトナムの市場やバイクタクシーでは、ベルトループに通して、財布ごとポケットの中へ。
外から見えず、それでいて紐でつながっている状態です。
ベルトループに通していることで、防犯対策にもなります。

財布は生産終了になりましたが、NECK HOLDERは現行品として今も買えます。
MADE IN USA COLLECTIONの一員で、色はBLACK/COYOTE/RANGER GREENの3色です。
後継GEN IIで何が変わったか|背面ポケットとスキミング防止
ここからは、2026年9月に出た後継 GEN II(BRA263G23) の話です。
GEN IIは実物ではなく、公式情報と公式写真で旧型と突き合わせました。
| 項目 | 旧 ROUND ZIP WALLET MW(BRA251G04・生産終了) | GEN II(BRA263G23・現行) |
|---|---|---|
| 価格 | 7,480円(税込・2026年9月時点) | 7,700円(税込・2026年9月時点) |
| 背面の外ポケット | なし(実物で確認) | あり(公式「外装:ポケット(小)×1」・公式写真ではカードが入っている) |
| スキミング防止 | 公式の説明に記載なし。実物にもタグ・表示なし | あり(公式) |
| カード | ポケット×4(実物で12枚入った) | 公式「カード10枚」 |
| Dカン | あり(背面) | あり |
| 生地 | N630×700 コーデュラエコ エアー™ ATY リップ | 840Dリサイクルナイロン×840D中空糸のCORDURA®リップストップ |
| サイズ | 表記11×8×1.5cm/実測(空)幅約12.5×高さ約9×マチ約2cm | 公式 110×80×15mm |
| シーズン | 品番から2025年春夏 | 2026年秋冬 |
表のとおり、世代差の本体は「背面」です。
旧型の背面は横のテープとDカンだけ。
GEN IIは縦のテープが加わり、外側に小さなカードポケットが増えています。
スキミング防止については、書かれ方に幅があります。
日本の公式サイトでは内装カードポケットの仕様として、海外の公式サイトでは背面のカードポケットに入れたシートとして書かれています。
どちらの書き方でも、GEN IIでスキミング防止が公式に明記された、という点は同じです。
生地は、リサイクルナイロン(縦)×中空糸(横)という構造は同じまま、糸が840Dに変わりました。
もう1つ、世代交代の速さに触れておきます。
旧型は品番(BRA251G04)から読むと2025年春夏、GEN IIは2026年秋冬。
約1年5ヶ月での後継です。
同じMODULEWAREのCOIN PURSE MWとKEY CASE MWが約3年周期なのと比べると、財布だけ間隔が短い。
2026年秋冬にMODULEWAREの小物がまとめて新しくなっていて、財布もそこで世代が揃ったようです(理由は公式に書かれていません)。
どちらを買うか(状況別)
| あなたの状況 | 向いているのは | 決め手 |
|---|---|---|
| スキミング防止が欲しい・新品で長く使いたい | GEN II(7,700円) | 公式で明記された防止仕様+840Dの現行生地 |
| カードと現金中心で足りる・定価の在庫があるうちに | 旧型(7,480円・生産終了) | 実物12枚の収納は健在。在庫は販売店によります |
| 首から下げて使いたい | どちらでも+NECK HOLDER | Dカンは両世代にあります |
迷った場合の判断軸は、結論の章にまとめました。
背面の外ポケット・スキミング防止・新しい生地に7,700円を出すか。
差はそこに集約されています。
よくある質問(FAQ)
▼Q. AirTagは財布に入る? 分厚くならない?
A. この財布には入ります。 AirTagの厚さは8.00mm(Apple公式)で、旧型の実測マチは約2cm、GEN IIの公式のマチは15mmです。ケースのキーホルダー(リング)を外して入れると、厚みがさらに少なくなります。
▼Q. AirTagは財布のどこに入れるのがいい?
A. 僕の1年の運用は「お札の部分」、小銭を使わない時期は「小銭入れ」です。 紙幣だけで回る国なら、キーホルダーを外したAirTagを小銭入れに入れておくと、なくすことがなくて良いです。
▼Q. 旧型にスキミング防止はある?
A. 公式の説明に記載はなく、実物にもタグや表示はありません。 スキミング防止が公式に明記されているのはGEN IIです。
▼Q. 旧型とGEN IIの見分け方は?
A. 一番早いのは背面です。 旧型は横のテープとDカンだけ、GEN IIは背面に小さな外ポケットがあります。品番なら旧型がBRA251G04、GEN IIがBRA263G23です。
▼Q. カードは何枚入る?
A. 旧型は実物で12枚まで無理なく入りました(4ポケット×3枚)。 GEN IIは公式で「カード10枚」とされています。数え方の単位が違うため、単純比較はできません。
▼Q. 旧型はまだ買える?
A. 生産終了のため、在庫は販売店によります。 2026年9月時点では定価(7,480円)の在庫も確認できましたが、定価を超える出品もあるので、価格は確認してから買ってください。
ガジェット投資式による答え合わせ
最後に、1年の使用を数字で答え合わせします。
📊 ガジェット投資式 | 装備ROIスコア — BRIEFING ROUND ZIP WALLET MW
計算式 = (年間使用日数 × 信頼性5段階) ÷ 価格(千円)
■ 本機の場合(1年使用・購入時¥7,480):
(60日 × ★5)÷ 7.5千円 = 40.0 → S(バッグ・モバイル装備カテゴリ内)
※ 年間使用日数=60日換算
※ 信頼性★5(1年使ってジップ・Dカン・縫製に不具合なし。BRIEFINGは5年以上使っているブランド)■ 3記事横断のROI比較(バッグ・モバイル装備 カテゴリ内):
🎒通勤バッグ編 ATTACK PACK =(250日 × 5)÷ 68.2 = 18.3 → A+
💼商談バッグ編 A4 LINER =(50日 × 5)÷ 52.8 = 4.73 → B+
👛本記事 ROUND ZIP WALLET MW =(60日 × 5)÷ 7.5 = 40.0 → S(本記事)※ SS/S/A+/A/B+ ランクは、本メディアの装備ROIスコア公開バンド(SS+=200〜 / SS=100〜200 / S=30〜100 / A+=15〜30 / A=5〜15 / B+=2.5〜5)に基づく相対指標です。
年60日換算でもSバンドに乗るのは、価格が7千円台と手頃だからです。
毎日使う方なら、数字はここからさらに伸びます。
自分の使用頻度で引き直せるのが、この式の使い方です。
まとめ|1年使った財布の答えと、次の1台は「スキミング防止」で決める

本記事の結論を3行でまとめます。
- 旧型とGEN IIの実質差は「背面の外ポケット」「スキミング防止」「840Dの生地」。カードの枚数は差ではありません(旧型も実物で12枚)
- AirTagはお札の部分か小銭入れへ。リングを外すと薄くなり、紙幣だけの国なら小銭入れが個室になります
- DカンとNECK HOLDERで「身に着ける財布」になる。人混みではベルトループに通してポケットへ
結論はシンプルです。
カードの枚数ではなく、背面の外ポケットとスキミング防止が要るかどうかで選ぶと、迷いません。
海外での実際の使い方はベトナム10日間 ノマド実録と海外旅行・海外出張の持ち物リストに、BRIEFINGの「廃盤→後継」の先例はブリーフィング A4 LINER 4年使用レビューにまとめています。
財布が薄くてAirTagが入らない方は、カード型トラッカーのUGREEN FineTrack Slim レビューをご参照ください。
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